研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2023-01-12 08:56:39）

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ホソイ　コウイチ
細井　浩一
HOSOI Koichi

所属映像学部映像学科

職名教授

その他所属
1.	衣笠総合研究機構アート・リサーチセンター
2.	映像研究科
3.	衣笠総合研究機構ゲーム研究センター

学歴
1.	2007/03 (学位取得)	立命館大学博士（経営学）
2.	1984/04/01～1987/03/31	立命館大学経営学研究科企業経営専攻博士後期課程単位取得満期退学
3.	1982/04/01～1984/03/31	立命館大学経営学研究科企業経営専攻博士前期課程修了経営学経営学修士
4.	1977/04/01～1981/03/31	立命館大学経営学部卒業経営学経営学士

職歴
1.	2019/11/23 ～	文部科学省国際共同研究・共同研究拠点「日本文化資源デジタルアーカイブ国際共同研究拠点」拠点長
2.	2018/04/01 ～ 2020/03/31	立命館大学衣笠総合研究機構機構長
3.	2016/08/01 ～ 2016/08/31	ライプチッヒ大学（ドイツ）客員研究員
4.	2016/04/01 ～ 2022/03/31	立命館大学アートリサーチセンターセンター長
5.	2012/07/26 ～ 2012/09/15	アルバータ大学（カナダ）客員研究員
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委員会・協会等
1.	2020/06 ～	文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業戦略委員
2.	2017/04 ～	デジタルアーカイブ学会理事
3.	2014/06 ～	公益財団法人科学技術融合振興財団（FOST）理事
4.	2022/04 ～	ITコンソーシアム京都参事
5.	2016/11 ～ 2017/03	経済産業省「アーカイブ構築に向けた産業界ニーズ等の基礎調査事業」座長
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所属学会
1.		日本デジタルゲーム学会（DiGRA JAPAN）
2.		デジタルアーカイブ学会（JSDA）
3.		日本シミュレーション＆ゲーミング学会（JASAG）
4.		アート・ドキュメンテーション学会（JADS）

研究テーマ
1.	文化資源としてのゲームアーカイブの構築と社会的活用
2.	メタバース（仮想空間）を活用した日本文化研究環境の構築
3.	コンテンツ産業（創造産業）における市場構造とその発展

研究概要
日本文化資源のデジタルアーカイブとコンテンツビジネス立命館大学映像学部教授。University of Collorado at Boulder、University of Albertaにおいても客員研究員を務める。専門は経営学（コンテンツ産業論）、文化資源経営学。 1994年に開設した立命館大学政策科学部において、モバイル通信とコンテンツを活用した地域振興プログラムなど文理融合型の産学公地連携プロジェクトを数多く推進。その後、日本で初めてとなる立命館大学映像学部の設立に関わり、現在は同学部および大学院映像研究科教授を務めるかたわら、立命館大学アート・リサーチセンターおよびゲーム研究センターにおいて様々な研究プロジェクトを実施している。学外では、日本デジタルゲーム学会会長、ゲーム学会評議員の他、文化庁「メディア芸術デジタルアーカイブ事業」ゲーム分野アドバイザー、石川県「石川新情報書府」審査監修委員長、「ゲームアーカイブ・プロジェクト」代表などを務める。主な著書に『ファミコンとその時代』（NTT出版）、『コーポレート・パワーの理論と実際』（同文舘出版）、Gaming Simulations and Socity （Springer）などがある。具体的な研究内容および研究成果については立命館大学細井研究室ホームページを参照。 http://www.hosoik.net/

研究概要（関連画像）
1. ゲーム保存研究	2. メタバース（仮想空間）研究

現在の専門分野
経営学, 情報図書館学・人文社会情報学 (キーワード：文化資源経営学（デジタルアーカイブ）、文化情報学（メタバース）、経営学（クリエイティブ産業論）)

著書
1.	2013/07	ファミコンとその時代 │ (共著)
2.	2019/03	ゲーム学の新時代遊戯の原理 AIの野生拡張するリアリティ │ (共著)
3.	2019/03	日本研究をひらくー「国際日本研究」コンソーシアム記録集2018 │ (共著)
4.	2006/04	コーポレート・パワーの理論と実際 │ (単著)
5.	2004/10	GAMING, SIMULATIONS AND SOCIETY: RESEARCH SCOPE AND PERSPECTIVE │ (共著)
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論文
1.	2023/03/31	産学公連携イベント「KYOTO HISTORICA」プロジェクトの起源と発展 ―「日本映画発祥の地、太秦を守る」ための映画祭と地域活性化政策― │ 立命館映像学 │ 16 (共著)
2.	2022/06/20	メタバースの基礎と本質的な特性について〜ビジネスプラットフォームとしての可能性 │ 研究開発リーダー │ 19 (3),38-42頁 (単著)
3.	2021/06	Preserving Japan: Saving Digital Games for Future Generations │ Acta Ludologica │ 4 (1),124-130頁 (単著)
4.	2021/03/31	持続可能なゲームアーカイブの構築のための専門性についての一考察 │ アート・リサーチ │ 21,93-102頁 (共著)
5.	2021/03	ゲームプレイによる空間認識能力と性差 │ 日本デジタルゲーム学会第11回次大会予稿集 │ ,45-48頁 (共著)
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その他
1.	2022/07/09	ゲームを読む／識る〜印刷系ゲームメディアの歴史と役割 │ 「令和4年度夏季特別展CONTINUE2〜ゲームの書籍と文化」展示図録 │ 66,3-4頁 (単著)

学会発表
1.	2022/11/22	ゲームアーカイブの現状と課題 (デジタルアーカイブ学会産業とデータ・コンテンツ部会)
2.	2022/03/05	Activities to preserve and utilize Games in Kyoto and Ritsumeikan from 1998 to 2022 (Digital Entertainment Conference 2022)
3.	2021/03/14	ゲームプレイによる空間認識能力と性差 (日本デジタルゲーム学会第11回次大会)
4.	2020/02/25	International Collaboration for Video Game Preservation: from Pac-Man and Mario to Pokemon GO (New Frontiers in Digital Humanities for Japanese Culture and Arts: Activities of Art Research Center, Ritsumeikan University as International Joint Digital Archiving Center for Japanese Art and Culture (ARC-iJAC))
5.	2019/12/14	著作を含むビデオゲーム書誌データベースの構築：Omeka Sを用いた「 RCGS Collection 試作版」による所蔵書誌提供の事例 (じんもんこん（人文科学とコンピュータシンポジウム）2019)
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その他研究活動
1.	2022/01/29 ～ 2022/02/28	Ludo-Musica II　ゲームのための音楽／音楽のためのゲーム (オンライン展示)
2.	2021/01/27 ～ 2021/02/26	Ludo-Musica 〜音楽からみるビデオゲーム〜 (オンライン)
3.	2018/03/01 ～	ゲーム展Ten（仮想空間展示） (SecondLife® SIM「立命館大学アート・リサーチセンター付属仮想博物館（ARC/VM）」)
4.	2017/12/16 ～ 2017/12/16	「テトリス・エフェクト（白楊社）~ゲーム”の面白さ”めぐる騒動」 (日本経済新聞「書評：この一冊」欄)
5.	2017/05/13 ～ 2017/05/13	「ブレイク・J・ハリス著セガvs.任天堂（早川書房）~文化のずれ巡る不安と悩み」 (日本経済新聞「書評」欄)
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講師・講演
1.	2022/09/05	各種メタバースのコアな可能性と限界〜メタバースとは何か？その歴史と経験を踏まえた新たなチャンスと前提条件 (オンライン)
2.	2022/07/13	メタバースについてビジネスプレイヤーが考えなければならないこと～古くて新しい“仮想空間”で、何が、どのように始まっているのか (オンライン)
3.	2022/05/20	メタバースの基礎知識と今後の展望～ビジネスチャンスと事業構想に際して知っておくべきこと～ (オンライン)

受賞学術賞
1.	2021/02/02	デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON) デジタルアーカイブ産業賞（技術賞） (「RCGS Collection」立命館大学ゲーム研究センター)
2.	2019/03	日本デジタルゲーム学会 2018年度日本デジタルゲーム学会賞（団体・代表）
3.	2016/02	日本デジタルゲーム学会 2015年度日本デジタルゲーム学会賞（個人）

科学研究費助成事業
1.	2021/04 ～ 2024/03	日本文化資源としてのゲームデータベースのデータ設計と継続的構築に関する研究 │ 基盤研究(C)
2.	2020/04 ～ 2025/03	仮想空間を媒介とした日本文化に関する状況学習支援環境に関する総合的研究 │ 基盤研究(B)
3.	2017/04 ～ 2021/03	日本文化資源としてのゲームデータベースの継続的構築に関する基礎的研究 │ 基盤研究(C)
4.	2015/04 ～ 2020/03	メタバースを用いた日本の伝統文化及び生活文化の状況学習支援環境に関する総合的研究 │ 基盤研究(B)
5.	2010/04 ～ 2015/03	メタバースを利用した日本文化に関する「状況学習」の支援環境に関する総合的研究 │ 基盤研究(B)
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競争的資金等(科研費を除く)
1.	2012 ～ 2012	テレビゲームのデジタルアーカイブ対象となる作品等の情報収集およびデジタルアーカイブの基盤となるデータベース等の整備 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 文化庁「平成24年度メディア芸術デジタルアーカイブ事業」（ゲーム分野）
2.	2011 ～ 2011	ホワイトスペース特区を活用したエリアワンセグ放送によるキャンパス防災の実証的取組 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 東日本大震災復興のための『私たちの提案』（立命館大学）
3.	2011 ～ 2011	重点プロジェクト「ホワイトスペースを活用した文化コンテンツの放送-通信連携型ハイブリッド・プラットフォーム」 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 衣笠総合研究機構　研究所重点研究プログラム（アート・リサーチセンター）
4.	2010 ～ 2010	産学公連携によるKYOTO STREET FASHION の可能性と事業化について │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 京都産学公連携機構「文理融合・文系産学連携促進事業」
5.	2006 ～ 2007	ゲームアーカイブの構築と運用に関する総合研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ （財）中山隼雄科学技術文化財団研究開発助成
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共同・受託研究実績
1.	2022/07 ～ 2023/03	文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業 │ その他の補助金・助成金
2.	2022/07 ～ 2023/03	文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業 │ 受託研究
3.	2020/05 ～ 2021/03	文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業 │ 受託研究
4.	2019/10 ～ 2020/03	文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業 │ 受託加工・分析
5.	2019/09 ～ 2020/03	文化庁メディア芸術連携促進事業（アーケード・家庭用ゲームの保存・活用方法構築のための調査事業） │ 受託研究
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研究高度化推進制度
1.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究成果国際発信プログラム種目：- 文理芸融合による持続的なデジタルゲームの国際共同研究ネットワークの構築（Ritsumeikan Game Week）
2.	2019/04 2020/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- デジタル･アーカイブによる価値創造と社会的応用
3.	2018/04 2019/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- デジタル・アーカイブによる価値創造と社会的応用
4.	2017/04 2018/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- デジタル・アーカイブによる価値創造と社会的応用(アート・リサーチセンター)
5.	2016/04 2017/03	研究支援制度分類：研究所重点研究プログラム種目：- デジタル・アーカイブによる価値創造と社会的応用(アート・リサーチセンター)
全件表示（14件）

教育活動

●教育方法の実践例

1.	2009/12	演習科目「映像文化演習」にて学外よりゲストを招いたオープンゼミナールを実施し、全ゼミ生が３回生終了段階の研究発表を行った。また、ゲストからのコメント、意見をまとめてゼミ専用ウェブサイトに掲載した。
2.	2009/04	演習科目「映像文化演習」および「卒業研究」において、専用ウェブサイトと専用ネットストレージを組み合わせた、論文プロポーザル、研究進捗状況の共有システムを構築した。
3.	2007/04	専門科目「コンテンツビジネス概論」において、講義専用ウェブサイトを立ち上げ、講義スケジュールなどの連絡、講義コンテンツ（レジュメ、スライド、資料、URLなど）の配付、講義に関連する諸情報の配信を行った。
4.	2007/04	専門科目「コンテンツ産業論」において、講義専用ウェブサイトを立ち上げ、講義スケジュールなどの連絡、講義コンテンツ（レジュメ、スライド、資料、URLなど）の配付、講義に関連する諸情報の配信を行った。

●教育に関する発表

1.	2009/03 ～ 2009/03	『サイエンス映像学会第２回総会・大会』にて、立命館大学映像学部の教学経験について「映像コンテンツ教育の課題と展望ー立命館大学映像学部の経験を通じて」というタイトルで発表した。

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2014/03 ～ 2014/03	高大連携講義：奈良市立一条高等学校において、数理科学科１年生を対象とした「科学講演会」の講師として、「インターネット仮想空間を活用した日本文化の研究教育プラットフォームの開発」をテーマとした高大連携講義を行った。
2.	2009/07 ～ 2009/07	高校等の模擬講義：京都市立銅駝美術高校にて、３年生を対象とした大学模擬講義を行った。映像学部からの三回連続講義のうち「コンテンツビジネスを学ぶ」を担当し、授業後生徒たちと双方向での質疑応答、ディスカッションを行った。

研究交流希望テーマ
1.	ゲームアーカイブの構築と運営日本の映像コンテンツの中で重要な位置を占めるデジタルゲームの産業振興、社会的応用、学術研究、保存等について産学連携で共同研究を進めたい。 (キーワード)デジタルゲーム、テレビゲーム、ビデオゲーム、アーカイブ受託研究
2.	3Dメタバースにおける教育、研究、産学連携の可能性セカンドライフやインターネット・アドベンチャーなど国内外の3Dメタバースを活用した教育活動、研究活動、産学連携に関わる研究 (キーワード)セカンドライフ、インターネット・アドベンチャー受託研究共同研究

研究者からのメッセージ
1.	新しい基軸産業としてのデジタルコンテンツ産業（創造産業）とデジタルアーカイブの役割立命館大学細井研究室では、映像学部およびアート・リサーチセンター、ゲーム研究センターにおいて、地域を含む産学公連携に立脚する新しい社会ビジネスモデルを通じてコンテンツ産業の総合的な活性化を進める研究を行っています。特に、デジタルゲームのアーカイブ構築、仮想空間の利活用を実証的に進めているほか、地元京都のバックグランドを活かした「太秦戦国まつり」や「総務省ホワイトスペース特区」によるキャンパスワンセグ放送など、情報技術とコンテンツ（地域資源）を融合させる産学公地連携型のプロジェクトを数多く推進してきました。その中で実感することは、それぞれの地方が有する多彩な地域資源を活用しつつ、情報通信と放送をめぐる最近の大きな進歩と革新を意識した先端的なビジネスモデルを考え、実践していくことが非常に重要であるということです。そのような営為を通じて、「地」やそこに生きる「人」の魅力が広く世界に発信されていくとともに、どこにも必ず存在する伝統産業、地場産業とICT技術の融合による新しい産業、ビジネスを自ら生み出していく土壌と風土を育んでいくことができると確信しています。

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