研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-07-08 20:14:26）　

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ウエダ　マリサ
上田　眞理砂
UEDA Marisa

所属経済学部経済学科

職名教授

学歴
1.	2015 (学位取得)	大阪大学大学院言語文化研究科言語文化専攻博士課程修了 Ph.D. (言語文化)
2.		│ University of Reading (England) │ M.A. (Applied Linguistics) 学位取得
3.		│ University of East Anglia (England) │ Diploma (TEFL) 学位取得
4.		University of Sussex (England) │ D.Phil. （The School of Cognitive and Computing Sciences） │ 中退

職歴
1.	2019/09 ～ 2020/08	University of Reading (England) 客員研究員
2.	2016/04 ～	立命館大学経済学部教授
3.	2006/09 ～ 2007/08	Lancaster University (England) 客員研究員
4.	2004/04 ～ 2016/03	立命館大学経済学部准教授
5.	1997/10 ～ 2004/03	立命館大学経済学部専任講師
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委員会・協会等
1.		一般社団法人大学英語教育会 (JACET) JACET創立６０周年記念ウイーク特別委員
2.	2018 ～	大学英語教育学会 (JACET) JACET関西支部企画委員

所属学会
1.		The British Association for Applied Linguistics（BAAL)
2.		大学英語教育学会(JACET)

研究テーマ
1.	1. Anderson(2010)の認知心理学理論およびShiffrin & Schneider(1977)の情報処理理論とエビデンスに基づいた学習者の能力に最も適した診断的リスニング指導法 2. 上記の指導法を用いてリスニングを指導できる教員養成

研究概要
応用言語学（日本人英語学習者-中位層-を対象としたリスニングストラテジー）博士論文執筆にあたって実施した1年半に渡る3つの実験、249名の実験協力者から得られた統計学的に有意差のあるデータと２つの理論（人間の情処理理論 - Schneider and Shiffrin (1977), 言語理解理論 - Anderson (2010)）に基づいて、得られた結果より、現在は「学習者の能力に最も適した科学的に効果のある学習法」「どの段階で何故間違ったのか、何故理解に至らなかったのかをその原因を明らかにし、どのように対処すれば良いのか」をピンポイントで指導できる指導法の普及と教員の養成に取り組んでいる。 2017年4月より、文部科学省科学研究費JP17K03037の助成(221万円)を2022年3月まで受けている。

研究概要（関連画像）
1. Towards Effective Teaching Methods in EFL Listening for Intermediate Learners	2. イギリス英語リスニング・ブック: British English in Action
3. 英語のリスニングストラテジ-: コミュニケ-ションのための実践演習 CD付	4. 聽見英國-英式英語實境聽力練習(1書+1CD)

現在の専門分野
リスニング　応用言語学 (キーワード：リスニング、リスニング・ストラテジー、応用言語学、外国語としての英語、成人英語学習者)

著書
1.	2015	Towards Effective Teaching Methods in EFL Listening for Intermediate Learners
2.	2007	イギリス英語リスニング・ブック(第2刷)
3.	2005	聽見英國 —英式英語實境聽力練習「イギリス英語リスニング・ブック」の中国語版、台湾で出版
4.	2004	イギリス英語リスニング・ブック
5.	2000	英語のリスニングストラテジー: 効果的な学び方の要点と演習 Section 7(pp.45-48), 8 (pp.49-55), 20 (pp.114-121)執筆担当
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論文
1.	2022	How to Visualise Weak Points in Listening in English. │ The MindBrainEd Journal │ 8 (8),41-51頁
2.	2017/02	Necessity of a Standardised Language Proficiency Test to Measure Participants' Proficiency and Compare Research Results in EFL Listening │ The Ritsumeikan economic review : the bi-monthly journal of Ritsumeikan University │ 65 (4),229-237
3.	2017/02	立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおける英語再履修教育についてー必修英語科目で単位を習得できない原因と対策その1 (第1期および第2期)ー │ 立命館経済学 │ 65 (5),314-325
4.	2015/09	必修英語科目単位不認定者を対象とした英語リメディアル教育について –-立命館大学びわこ.くさつキャンパスのケース–- │ 社会システム研究 │ (31)
5.	2015	Towards Effective Teaching Methods in EFL Listening for Intermediate Learners │ https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/52092/?lang=0&s_group_op=thesis │
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学会発表
1.	2024/08/29	Japanese Learners’ Visual and Auditory Perception of English （口頭発表，一般）
2.	2021/12/04	大学教員がリスニング指導に関して悩みに思っていること（口頭発表，一般）
3.	2021/12/03	Effective Teaching Methods in EFL Listening for Intermediate Learners Based on Theories and Evidence （口頭発表，一般）
4.	2021/11/20	ポスト　コロナを見据えたリスニング指導法（口頭発表，一般）
5.	2021/11/15	Diagnostic EFL Listening Teaching Methods Based on Theories and Evidence （口頭発表，一般）
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その他研究活動
1.	2024	立命館大学研究者海外渡航支援制度 (研究費：10万円)
2.	2024	立命館大学　研究推進プログラム（科研費獲得推進型）（研究費：20万円）
3.	2023	立命館大学　研究推進プログラム（科研費獲得推進型）（研究費：20万円）
4.	2022	立命館大学外国語論文投稿支援制度 (研究費：5万円)
5.	2017 ～ 2023	日本学術振興会科学研究費 JP17K03037 (研究費：220万円)
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講師・講演
1.	2025/03	セミナー：理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法について (開催地：早稲田大学 J-SLA by online）
2.	2022/02	セミナー：理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法について (開催地：関西大学大学院）
3.	2022	セミナー：理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法について (開催地：上智大学）
4.	2022	セミナー：理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法について (開催地：全国語学教育会 (JALT) 札幌支部） (全国語学教育会(JALT)札幌支部)
5.	2022	セミナー：理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法について (開催地：鳥取大学 by online）
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科学研究費助成事業
1.	2017 ～ 2023	リスニングにおける診断的指導法に基づく教員養成と教材開発 │ 基盤研究(C)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2011	コミュニケーション活動としてのリスニング能力の養成と指導法 - 中位層学習者を対象としたリスニング指導法の効果検証 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 立命館大学　経済学部研究推進プロジェクト
2.	2010	日本人が英国人に、自分の意見を効果的に伝える方法 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 立命館大学　経済学部研究推進プロジェクト

共同・受託研究実績
1.	2020 ～	査読者 SYSTEM (国際学術雑誌：教育技術および応用言語学） │ 受託研究

研究高度化推進制度
1.	2016/06 2017/03	研究支援制度分類：研究推進プログラム種目：科研費獲得推進型英語教育における診断的リスニング指導法と教材の開発
2.	2015/04 2016/03	研究支援制度分類：学術図書出版推進プログラム種目：- Towards Effective Teaching Methods in EFL Listening for Intermediate Learners
3.	2006/09 2007/08	研究支援制度分類：学外研究制度種目：- 応用言語学における「外国語」としての科学的且つ体系的なリスニング指導法について

研究交流希望テーマ
1.	リスニングにおける推測問題と脳の働き

研究者からのメッセージ
1.	専門研究分野：リスニング理論的な裏付けに興味を持ったのでTEFL（Teaching English as a Foreign Language、英語外国語教授法)から応用言語学へ。一貫した研究分野はリスニング。英語聴解を、人間による情報処理の一貫ととらえた場合、単一分野だけでは研究が不十分なので認知科学へと転向。現在の研究主題は、英語を外国語とする中位層の大学生を対象とした効果的なリスニング指導法とそれを指導できる教員養成。 1990年英国イースト・アングリア大学（TEFL専攻 Diploma 取得）、 1991年英国レディング大学大学院（応用言語学専攻修士号取得）、 1992年英国 Concord College/専任講師、 1993年英国サセックス大学大学院 (認知・コンピュータ科学専攻 D.Phil 中退）、 1994年毎日新聞大阪本社英文毎日編集部記者、 1995年〜1997年9月非常勤講師時代 (立命館大学、京都外国語大学、京都外国語短期大学、京都産業大学、大阪国際女子短期大学)、 1997年10月立命館大学経済学部専任講師、 2004年4月立命館大学経済学部准教授、 2006年9月〜2007年8月英国ランカスター大学客員研究員、 2011年4月大阪大学大学院言語文化研究科博士課程へ進学、 2015年3月大阪大学大学院言語文化研究科博士課程修了博士号（言語文化）取得、 2016年4月〜立命館大学経済学部教授、 2019年9月〜2020年8月英国レディング大学客員研究員

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理論とエビデンスに基づいたリスニング指導法・学習法

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