研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-05-17 15:26:25）

ヤマウチ　ヒロノリ
山内　寛紀
YAMAUCHI Hironori

所属理工学部電子情報工学科

職名上席研究員

その他所属
1.	総合科学技術研究機構ＶＬＳＩセンター
2.	総合科学技術研究機構琵琶湖・環境イノベーション研究センター

学歴
1.	1994/09 (学位取得)	東京大学博士(工学)
2.	～1975	東京大学工学系研究科電子工学博士前期課程
3.	～1973/03	東京工業大学工学部電気工学卒業

所属学会
1.		IEEE学会
2.		電子情報通信学会
3.		映像情報メディア学会
4.		画像電子学会
5.		信号処理学会
全件表示（6件）

研究テーマ
1.	マルチメディア集積システムに関する研究

研究概要
システムVLSIアーキテクチャと知的信号処理の研究・大規模マルチプロセッサのソフトハード一括設計手法の研究・次世代プロセッサアーキテクチャとそのVLSI化の研究・知的信号処理による映像・画像処理の研究・QoSネットワークと映像ネットワーク応用の研究

現在の専門分野
通信・ネットワーク工学 (キーワード：マルチメディア集積システム工学、電子情報工学)

著書
1.	1998	新版静電気ハンドブック │ (共著)
2.	1997	ディジタル時代の論理代数 │ (共著)

論文
1.	2012/12	MeanShift領域分割とアイリスフィルタを用いた腫瘤領域の検出 │ 画像電子学会誌 │ ,in press (共著)
2.	2012/09	Expression Recpgnition Using LGDPHS Based Facial Key Parts │ 画像電子学会誌 │ 41 (5),496-505 (共著)
3.	2012/09	Image Up-scaling Algorithm Based on the Total Variation Method and Morphological Emphasizing │ 画像電子学会誌 │ 41 (5),520-527 (共著)
4.	2012/08	人体の心拍音・呼吸音・脈拍分離手法に基づく異常周期を持った循環器系疾患の検出 │ 日本音響学会誌 │ 68 (8),1-10 (共著)
5.	2012/07	Background Subtraction Using Multiradial Proportion Filter │ Journal of Signal Processing │ 16 (4),339-342 (共著)
全件表示（98件）

学会発表
1.	2012/03	Autometically Detecting Stenotic Sound Signal Method for Portable Medical Syatem based on Time-domain PCA and EM Algorithm (in Proc. of 2012 International Workshop on Nonlinear Circuits and Signal Processing)
2.	2012/03	Autometically Robust Detecting Method of Absolute Arrhythmia (in Proc. of 2012 International Workshop on Nonlinear Circuits and Signal Processing)
3.	2012/03	Background Subtraction Using Multiradial Proportion Filter (in Proc. of 2012 International Workshop on Nonlinear Circuits and Signal Processing)
4.	2012/03	Detection of architectural distortionbased on angles of aberrant mammary gland (in Proc. of 2012 International Workshop on Nonlinear Circuits and Signal Processing)
5.	2012/03	DEtectiong Algorithm for AF and SAS Precaution System via Separation on Biosignals (in Proc. of 2012 IEEE The International Association of Science and Technology for Development)
全件表示（68件）

受賞学術賞
1.	1989	日本発明協会内閣総理大臣発明賞
2.	1982	電子情報通信学会学術奨励賞

科学研究費助成事業
1.	2013/04 ～ 2016/03	防犯カメラ映像の映像改善と異同識別技術革新により犯罪捜査を加速する研究 │ 基盤研究(B)
2.	2010 ～ 2013/03	監視カメラ映像を警察捜査と裁判証拠に活かしきる画像処理の研究 │ 基盤研究(B)

競争的資金等(科研費を除く)
1.	2010 ～ 2010	電話音声の高域復元による聴認度改善技術の研究開発」の一部「高域復元アルゴリズムの研究 │ 競争的資金等の外部資金による研究 │ 近畿経済産業局・戦略的基盤技術高度化支援事業

共同・受託研究実績
1.	2010/08 ～ 2011/03	「3次元ノイズリダクション用アルゴリズムの研究開発」及び、「画像鮮明化アルゴリズムの改良研究開発」 │ 共同研究
2.	2010/06 ～ 2011/03	SoC構成法の研究 │ 共同研究
3.	2010/04 ～ 2011/03	画像アルゴリズムに関する超並列処理の研究 │ 受託研究

取得特許
1.		三次元形状測定方法及び三次元形状測定装置（2006-105942）
2.	2006/06	表情認識方法及び表情認識装置（2006-179745）

教育活動

●その他教育活動上特記すべき事項

1.	2007/04 ～ 2015/03	ＶＬＳＩ設計特論３
2.	2004/04 ～ 2015/03	ＶＬＳＩ設計実習１（半導体理工学研究センター寄附講座）
3.	2001/04 ～ 2015/03	ＶＬＳＩ設計特論１（半導体理工学研究センター寄附講座）
4.	2001/04 ～ 2015/03	ＶＬＳＩ設計特論２（半導体理工学研究センター寄付講座）
5.	2001/04 ～ 2015/03	高大連携講義：立命館付属高校　スーパーサイエンスハイスクールの学生に「半導体と未来社会」の講義と、「マイクロプロセッサ設計実習」を行っている

研究者からのメッセージ
1.	生物進化を模擬したコンピュータ自動設計法の研究コンピュータは、集積回路（LSI）技術の飛躍的な進歩により、年々高性能になりそして複雑になっています。これは、ここ50年の間のできごとです。そして今後も、LSIの継続的発展が約束されており、10年後には、数千のマイクロプロセッサを、小さいシリコンチップの上に集積し、それらを協調して並列処理させる時代を迎えるはずです。しかしこれは、非常に複雑なシステムであり、正しく設計するのが困難になりつつあります。しかし、このようなコンピュータシステム以上に、人間は複雑なシステムです。そしてこれは、35億年という長い時間での、生物の進化と淘汰の繰り返しの積み重ねによって到達したものです。神が設計図を引いて作ったものではありません。個体が、少しずつ差のある多くの次の世代の個体を発生し、それらが、適者生存の生き残り競争を行うことにより進化してきたわけです。また、１個の受精卵から機能分化し、人間の体が組織される発生の仕組みはすばらしいものであり、さらに学習により、知識を獲得していく過程には目を見張るものがあります。私は、この様な生物の発生、学習、進化の仕組みを取り入れ、仕事内容と制約条件とを与えることにより、数百、数千のマイクロプロセッサが、自律的にネットワークを構成して、それぞれがなすべき仕事が適切にスケジューリングされるシステムを開発する研究を行っています。35億年の進化を数十分でエミュレートできるような、進化促進手法が重要です。工博（東京大学）

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