研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2022-04-28 16:15:46）

フルヤトモユキ
古谷朋之
FURUYA TOMOYUKI

所属生命科学部生物工学科

職名助教

学歴
1.	2011/04～2014/03	神戸大学農学研究科生命機能科学専攻博士後期課程修了博士 (農学)
2.	2009/04～2011/03	神戸大学農学研究科生命機能科学専攻博士前期課程修了修士 (農学)
3.	2007/04～2009/03	神戸大学農学部生物環境制御学科卒業学士 (農学)
4.	2002/04～2007/03	宇部工業高等専門学校物質工学科卒業

職歴
1.	2022/04 ～	立命館大学生命科学部助教
2.	2020/03 ～ 2022/03	神戸大学大学院理学研究科学術研究員
3.	2014/04 ～ 2020/02	東京大学大学院理学系研究科特任研究員

所属学会
1.		日本植物学会
2.		日本植物形態学会
3.		日本植物生理学会

研究テーマ
1.	コケ植物の有性生殖器官発生の分子メカニズムの解明
2.	植物特異的BZR/BES転写因子ファミリーの分子進化
3.	植物進化におけるシグナル伝達モジュールGSK3-BZR/BESの変遷

研究概要
植物の環境応答・生理応答および発生を支えるシグナル伝達ネットワークの進化的変遷に迫る研究植物は適切に発生するために、細胞は環境や近隣の細胞からの合図を認識し、シグナル伝達ネットワークを構築して細胞の運命を決定しています。このような発生プログラムは、進化の過程で進化し、植物の多様な特性の獲得を支えてきました。私は、被子植物だけでなくコケ類や他の植物も用いて、発生を制御する分子機構の変遷を研究することで、植物の進化過程を理解したいと考えています。

現在の専門分野
植物分子、生理科学 (キーワード：植物、シグナル伝達、発生、形態形成、進化)

論文
1.	2022/03	A glycogen synthase kinase 3-like kinase MpGSK regulates cell differentiation in Marchantia polymorpha │ Plant Biotechnology │ 39 (1),65-72頁 (共著)
2.	2021/11	A plant-specific DYRK kinase DYRKP coordinates cell morphology in Marchantia polymorpha. │ Journal of plant research │ 134 (6),1265-1277 (共著)
3.	2021/08	Gene co-expression network analysis identifies BEH3 as a stabilizer of secondary vascular development in Arabidopsis. │ The Plant cell │ 33 (8),2618-2636 (共著)
4.	2021/03	Two atypical ANGUSTIFOLIA without a plant-specific C-terminus regulate gametophore and sporophyte shapes in the moss Physcomitrium (Physcomitrella) patens. │ The Plant journal : for cell and molecular biology │ 105 (5),1390-1399 (共著)
5.	2020/04	VISUAL-CC system uncovers the role of GSK3 as an orchestrator of vascular cell type ratio in plants. │ Communications biology │ 3 (1),184 (共著)
全件表示（16件）

学会発表
1.	2022/03	Competitive action among BES/BZR transcription factors enables the robust control of vascular stem cells (第63回日本植物生理学会年会)
2.	2022/03	ゼニゴケの配偶子器発生制御におけるMpBZR3の機能解析 (第63回日本植物生理学会年会)
3.	2022/03	維管束幹細胞の運命制御におけるサイトカイニンの機能解析 (第63回日本植物生理学会年会)
4.	2021/12	Robust control of the cambium maintenance during vascular development (International Webinar Series ”From Cellular Dynamics to Morphology II")
5.	2021/11	ゼニゴケの配偶子器発生を制御する非典型BZR 転写因子の解析 (近畿植物学会第10回講演会)
全件表示（40件）

受賞学術賞
1.	2019/04	東京大学生命科学ネットワーク第十九回東京大学生命科学シンポジウム優秀ポスター賞
2.	2014/03	神戸大学農学部六篠会六篠学術奨励賞
3.	2007/02	日本農芸化学会中四国支部学生奨励賞

科学研究費助成事業
1.	2020/04/01 ～ 2022/03/31	基部陸上植物の配偶子器形成を支える分子ネットワークの解析 │ 若手研究 (キーワード：形態形成, ゼニゴケ, 有性生殖, 発生, 分子進化)
2.	2019/04/01 ～ 2020/03/31	植物シグナル伝達ハブモジュールGSK3-BES1/BZR1の起源的役割の解析 │ 研究活動スタート支援 (キーワード：植物進化, 形態形成, ゼニゴケ, 発生, シグナル伝達)

メールアドレス

科研費研究者番号
10827356

researchmap研究者コード
B000308123

外部研究者ID
ORCID ID
0000-0002-0419-7520
Researcher ID
AKG-2779-2022