研究者学術情報データベース

（最終更新日 : 2025-05-04 14:29:17）　

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ツジ　タカアキ
辻　高明
TSUJI TAKAAKI

所属文学部日本文学研究学域

職名准教授

学歴
1.		京都大学博士（情報学）
2.	～2007/03	京都大学教育学研究科教育科学専攻博士後期課程単位取得満期退学

職歴
1.	2025/04 ～	立命館大学文学部日本語情報学専攻図書館情報学准教授
2.	2021/04 ～ 2025/03	国立大学法人長崎大学大学教育イノベーションセンター准教授
3.	2019/04 ～ 2021/03	同志社大学学習支援・教育開発センター准教授
4.	2017/04 ～ 2018/03	京都大学学術情報メディアセンター研究員
5.	2012/04 ～ 2017/03	国立大学法人秋田大学評価センター准教授（副センター長）
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委員会・協会等
1.	2013 ～ 2013	日本教育工学会大会実行委員会委員
2.	2008 ～ 2008	International Conference on Informatics Education and Research for Knowledge-Circulating Society Local Chair

研究概要
立命館大学文学部日本語情報学専攻図書館情報学准教授。専門は教育実践開発。研究キーワードは図書館イノベーション。京都大学博士（情報学）。1978年9月生まれ。デジタル情報社会において、人々の知の交流や創造を誘う場へと図書館をイノベーションすること、同時に、図書館を舞台に人・情報資源・空間を活かした教育実践を開発し、社会のイノベーション人材の育成につなげることに関心がある。 2007年3月京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。その後、2012年3月まで京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻特任助教。そして、2012年4月以降は、秋田大学、同志社大学、長崎大学において、国立・私立の教学マネジメントを担うセンターの准教授として、長らく大学教育学の研究・教育・業務（副センター長を含む）に従事。近年は専門分野をイノベーションし、図書館情報学の研究・教育・実践を通じて、未来の大学 / 公共の図書館の役割や意義を探究している。

現在の専門分野
図書館情報学、人文社会情報学, 教育工学 (キーワード：図書館イノベーション、知識創造、図書館ベース学習、研究ベース学習、教育実践開発、図書館情報学、図書館メディア、学術情報基盤、アクティブラーニング拠点、情報リテラシー教育、デジタル情報社会、質的研究、教学マネジメント、教授法と学習活動のデザイン、Faculty Development、教員の存在感、問題発見・解決学習)

著書
1.	2012	Field Informatics（Kyoto University Field Informatics Research Group, Toru Ishida et al） │ ,Chapter4：Ethnography
2.	2009	フィールド情報学入門－自然観察, 社会参加, イノベーションのための情報学－（京都大学フィールド情報学研究会編） │ ,第2部概要 & 第5章：エスノグラフィ

論文
1.	2025	図書館を利用した初年次学生を対象とするアクティブラーニングの実践－長崎大学中央図書館での3年間の取組－ │ 大学図書館研究 │ (127),2187-1-2187-9頁
2.	2024	初年次学生は一般入試の何を改善すべきと思っているのか │ 日本教育工学会論文誌 │ 48 (Suppl),217-220頁
3.	2024	大学図書館における司書の役割に関する考察－学習・教育支援の観点から－ │ 長崎大学教育開発推進機構紀要 │ 14,19-26頁
4.	2023	学生は図書館に何を求めているのか │ 長崎大学教育開発推進機構紀要 │ 13,1-11頁
5.	2023	大学生低学年における研究ベース学習を通したアカデミックスキルの習得と学習観の形成 │ 長崎大学教育開発推進機構紀要 │ 13,41-48頁
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学会発表
1.	2025/03/13	図書館を利用した文献検索とレポート修正のためのピア・ラーニングの実践（ポスター，一般）
2.	2024/06/09	研究ベース学習における模擬査読の方法と学習効果（口頭発表，一般）
3.	2023/11/05	大学生低学年の論文修正におけるピア・ラーニングの効果（口頭発表，一般）
4.	2023/03/25	研究ベース学習を通した学生の学習観の変容（口頭発表，一般）
5.	2022/10/30	教養教育での研究ベース学習における協同的活動の考察（口頭発表，一般）
全件表示（28件）

その他研究活動
1.	2023/04	長崎大学附属図書館報「出会いと学びのサード・プレイス」
2.	2011/01	FDのためのビデオ教材②「FDを“やる”から“発見する”へ－活動に埋め込まれたFD－」
3.	2009/12	FDのためのビデオ教材①「大学教員向けティーチング・ティップス集」
4.	2010/12	「紅萠」18号（2010年）『京都大学の動き』
5.	2011/12	「京大広報」（2011年2月号）『話題』
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講師・講演
1.	2022/03/08	アクティブラーニング推進のための大学図書館の役割
2.	2019/09/27	学生の能動的学びを促進する教員の職能開発
3.	2016/11	公開講座「アクティブラーニングを体験しよう」

科学研究費助成事業
1.	2023/04 ～	図書館の学術情報基盤の利用とアクティブラーニング拠点を繋ぐ図書館ベース学習の開発（代表） │ 基盤研究(C)
2.	2020/04 ～ 2025/03	ラーニングコモンズを活かした文系初年次学生のための研究ベース学習の設計と実践（代表） │ 基盤研究(C)
3.	2015/04 ～ 2019/03	能動的学習で引き出される「学生の眼差し」に基づく「質保証のための評価指標」の開発（代表） │ 基盤研究(C)
4.	2013/04 ～ 2016/03	授業紹介をゲームとしたＦＤコースバトルの設計と実践（代表） │ 若手研究(B)
5.	2009/04 ～ 2012/03	知識創造を促進するワークショップ・デザインに関する研究（代表） │ 若手研究(B)

共同・受託研究実績
1.	2011 ～ 2011	教員間の競争と協働を通した相互学習を促進するFDビデオ教材の開発（代表） │ 京都大学若手研究者スタートアップ研究費

社会における活動
1.	2023	「協同と教育（日本協同教育学会論文誌）」査読
2.	2022/09/30	「大学教員と学生のコミュニケーション」
3.	2018	「電子情報通信学会論文誌」査読
4.	2014/02/12	「お薦め授業学生がPR 教育の質保証も」
5.	2011/02/25	「今週のスグレモノ」
全件表示（8件）

研究者からのメッセージ
1.	受験生向けの研究紹介皆さんは、図書館を「静かに勉強しないといけない場」「静寂を保って本を読む場」と思っていませんか？私は、大学 / 公共の図書館を「知の倉庫」から、「知の交流」や「知の創造」の場へと進化させていく実践と研究を行っています。つまり、本や資料を提供する場から、それらを媒介にして人々が交流する場、さらには、本や資料を含む様々な情報資源、道具、空間、他者といった構成要素が効果的に協奏して人々が「知を創造」する場へと変容していく図書館の姿を探究しています。特に、デジタル情報社会に求められるイノベートした図書館の機能や、図書館を舞台とした社会のイノベーティブな人材の育成など、「図書館イノベーション」をキーワードに、図書館の社会的・教育的なイノベーションについて日々考えています。まずは皆さん、入学後、大学の図書館に足を運んでください。
2.	受験生へのメッセージ研究をしたり論文を書くことは人間の知識創造の営みといえます。入学後は、自分なりの学術的問いを持ち、利用可能な調査や方法を用いてそれを検証し、さらに他者と協力しながら新たな知識を創造してください。図書館にはそのために必要な資源や環境が多く揃っています。そして、図書館を効果的に利用して、大学時代はもちろん、進化するデジタル情報社会で生涯成長し続けるための「学びのOS」をたくさん身に付けて欲しいです。

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