イトウ マサヒロ
伊藤 將弘
ITO Masahiro
所属 生命科学部 生命情報学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 ゲノムを基にした生命システム理解に関する研究

ヒトゲノムをはじめ様々なゲノム配列の解読が終了したことから、生物学の中心的パラダイムは、「生物情報はDNAからRNAへ、そしてタンパク質となり、如いては細胞そして個体を形成する」とされつつあります。しかしながら、細胞が成り立つには、タンパク質のほかに「脂質」と「糖質」という2種類の分子が不可欠です。そして、その脂質と糖質は、生体エネルギーの前駆体をはじめ、シグナル伝達分子や、代謝、生体構造の構築、生物の多様性などに深く関与しています。そのため個体を理解するためには、図1のように、中心的パラダイムを脂質や糖質、複合糖質(糖脂質,糖タンパク質など)を含めた形に拡張し、統合的に理解する必要があります。  

本研究室では、「生命活動プログラムを再構築(再現)すること」を最終目標に掲げ、現在、
(1)ビックデータ解析によるプトテオスタシスと免疫システムの解明
(2)マルチオミックスを用いた生物発生・老化システムの解明
(3)システム生物学による代謝反応ネットワークの頑強性の解明
(4)時空間軸と進化軸を考慮したスフィンゴ糖脂質の機能解析
の4つのテーマを中心に研究を進めています。