ヤエガシ カザル YAEGASHI Kazaru
八重樫 文
所属 経営学部 経営学科
経営学研究科
OIC総合研究機構 イノベーション・マネジメント研究センター
OIC総合研究機構 デザイン科学研究センター
職種 教授
言語種別 日本語
研究概要 デザインマネジメント/メディアデザインの実践を通した理論構築

【研究テーマ(1):経営学におけるデザイン概念の考察】
「デザイン」というキーワードが、イノベーション・経営戦略・製品開発・組織マネジメントなどの経営学分野で注目されているが、この分野で扱われるデザイン概念について、デザイン学やデザイン論から考察されたものは少ない。そこで、デザイン学から経営学を照射し、経営学に有用なデザイン概念の考察を試みる。

【研究テーマ(2):デザインマネジメント研究に関する知見の体系的整理】
現在「デザインマネジメント」に関して、マーケティング・製品開発・ものづくり・組織・人事・戦略立案・広報・プロモーション・CSRなどを行う現場ではさまざまな実践が行われているが、そのさまざまな実践のなかで通底する「デザインの知」を問うような体系的な研究はまだそう多くない。そこで、デザインマネジメント研究に関する知見の体系的整理を行い、そこに通底するキーコンセプトとしての「デザインの知」の有用性を明らかにする。

【研究テーマ(3):「メディアデザイン論」の理論構築とその哲学的考察】
メディアデザインに関する議論は、技術決定論に傾倒する傾向が強く、その概念の哲学的な考察が十分ではないため、汎用的な知見が十分に社会的に共有されていない。そこで、汎メディアデザイン論としての理論構築を目指す。

【研究テーマ(4):情報機器を活用した教育・学習支援システム開発におけるデザインプロセス研究】
教育工学を主なフィールドに、eラーニング、WBT、CSCLなどの知見を援用した教育・学習支援システムの開発研究が多く行われているが、その中で重要と思われるビジュアル・プロダクト・環境・情報デザイン的知見・手法は現在十全に機能しているとはいえない。 よって、その知見を学習環境デザイン実践に生かすプロセスを研究し、より総合的な教育・学習環境の創出を目指す。

【研究テーマ(5):情報・メディア教育における「デザイン概念」の有用性に関する研究】
PCの一般的普及に伴い、手軽に彩色や構成など造形要素の操作が可能になり、Webページ制作や紙面レイアウトなど、これまでデザインの専門性として扱われていた行為が、一般化される場面が多くなってきた。現在このような技能育成は、「情報教育」や「メディア教育」として一般的に行われているが、単なるPCやソフトウェアの操作が中心に扱われ、そこにデザイン概念が含有されている例は少ない。 そこで、現在の情報・メディア教育において、デザイン概念が大きな役割を果たすと考え、その有用性を明らかにする。