MURATA TOSHIKAZU
Department / Course School of Law
Title / Position Professor
言語種別 日本語
研究概要 Ⅰ.企業結合法制に関する解釈論的・立法論的研究
Ⅱ.新保険法の解釈論的研究
Ⅲ.保険に関する法的規律の私法・行政法間での機能調整に関する研究
Ⅳ.会社法の規律構造を踏まえた、会社法と証券関連法の機能調整に関する研究

Ⅰ.企業結合法制に関しては、敵対的買収と敵対的買収防衛策の在り方を巡り、我が国会社法制の基本を踏まえつつ、市場活性化の観点からのあるべき規律についての考察を進めてきたが、一定の整理を達成したため、今後は、引き続き、機関投資家の視点に立ちつつ、我が国の市場や企業業績の活性化を図ることを中心的な視点に据え、合併等の企業結合形成過程に関する法的規律の在り方につき、解釈論的・立法論的研究を進めることとする。
Ⅱ.平成20年に成立した保険法(新保険法)につき、解釈論的な研究を進めることとするが、特に、強行規定・片面的強行規定・任意規定という規律の3分法を前提としつつ、また、立法過程も踏まえつつ、各規定の性格を詳細に吟味することを通じ、各規律の機能の多義性につき検証を進めることとする。こうした検証を通じ、私法一般に関する規律構造の分析の深化や解釈方法論の高度化を企図していくこととする。
Ⅲ.新保険法の成立を契機に、私法としての保険法と行政法・私法の混合法規たる保険業法間の在るべき機能・役割分担(棲み分け)に関し、分析・研究を進めることとする。
Ⅳ.会社法と金融商品取引法の在るべき機能分担につき、規律構造の簡明性、企業や投資家にとっての利便性、我が国の市場活性化・企業の国際競争力の強化の観点から研究をすすめることとする。