ハラジリ ヒデキ
原尻 英樹
HARAJIRI Hideki
所属 産業社会学部 現代社会学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 (1)東シナ海域研究、(2)中国朝鮮族を主の事例とした近代・現代(あるいはポスト近代)におけるネットワーク・コミュニティ、(3)武道的身体を中心とした前近代的身体研究

学部・大学院時代からの研究対象は、日米のコリアンを中心としたマイノリティであった。
これに基づき、日米のエスニシティ研究を遂行してきたが、日本における済州島人の前近代から近代までのネットワーク・コミュニティについてのフィールドデータ、アメリカのコリアタウンにおける中国朝鮮族の活動、についてのフィールドデータを得ることによって、
(1)東シナ海域研究、(2)中国朝鮮族を主な事例とした近代・現代におけるネットワーク・コミュニティという着想を得ることができた。

【研究テーマ(1)概要】
(1)については、済州島、五島列島、壱岐、対馬の島々の宗教を中心とした文化の比較研究を継続して行っており、今後は、中国の山東半島でも同様の研究を遂行する予定である。これによって、東シナ海域における、前近代から近代の島々の関係についての文字化されない社会史が明らかにされると考えられる。

【研究テーマ(2)概要】
(2)については、ロサンジェルスのコリアタウン、日本の中国朝鮮族の起業家調査、韓国ソウルにおける中国朝鮮族労働者の生活状況等の調査を行ってきた。今後は、日本、韓国、中国、アメリカの国々の中国朝鮮族をつなぐネットワーク研究を展開する予定である。

【研究テーマ(3)概要】
(3)武道的身体を中心とした前近代的身体研究は、拙著2008年『心身一如の身体づくり』勉誠出版から本格化した研究活動であり、前近代的身体のあり方を、武道的身体を事例として探究している。
この研究は、(1)と(2)の研究に有機的に関連し、コミュニティづくりにおける身体の共有化等についての明らかにするための基礎研究に位置づけられる。済州島、五島列島、壱岐、対馬の島々の宗教を中心とした文化の比較研究を継続して行っており、今後は、中国の山東半島でも同様の研究を遂行する予定である。これによって、東シナ海域における、前近代から近代の島々の関係についての文字化されない社会史が明らかにされると考えられる。