RAUPACH SUMIYA Joerg
Department / Course College of Business Administration Department of International Business Administration
Title / Position Professor
言語種別 日本語
研究概要 再生可能エネルギーと地域産業

経営学部で国際産業論を担当している私はエネルギー産業、特に再生可能エネルギー業界について研究しています。再生可能エネルギー、その技術と産業は今、全世界で飛躍的に成長し、農業革命・産業革命・情報革命に続く「第4の革命」と呼ばれるほど、全政界の基盤産業であるエネルギー業界の再編を促すうねりが起こっています。有力な国際研究ネットワークであるRenewable Energy Policy Network for the 21st Century (REN21 / http://www.ren21.net/)の自然エネルギー世界白書2012によると、2011年に自然エネルギーへの投資額は17%増加し、2570億ドル(~25兆円)を記録し、2004年の投資額の6倍以上であり、更に2020年代までに毎年30兆~100兆円に上がるという見通しになっています。しかも電力部門では、2011年の世界の新発電容量208GWのうち約半分は自然エネルギー(水力を含む)由来のものであり、世界全体の発電容量の25%以上はすでに再生可能エネルギーが占めているわけです。その中で特に注目すべき点はもともと大規模集中型であるエネルギー業界はだんだん小・中規模分散型の産業に変身していくところです。つまり、その全世界に渡る大きなトレンドの原動力になっているのは地域産業・自治体・ベンチャー・NGO/NPO等のような新規プレヤ-です。再生可能エネルギー事業が地域経済・地域産業に齎す経済付加価値や雇用の創出効果を解析し、その論理的な体系や仕組み、又はその成功要因を明らかにすることは私の主な研究分野です。