ホソガイ ケンジ
細貝 健司
HOSOGAI Kenji
所属 経済学部 経済学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 ジョルジュ・バタイユと全体性の思想

私の仕事は、ジョルジュ・バタイユの作品を「過剰なる全体性」という観点から読み直すものです。それは二つの方向性を持っています。一つは、マイスター・エックハルトから、ヘーゲルそして現代へと連なる「普遍的なシステム」への希求の歴史の中にバタイユの思想を位置づけることです。もう一つは、そのような「哲学史」の中に回収されかねないバタイユの思想を、その独自性において、唯一のものとして提示し、それを現代のアクチュアルな理論へと接続することです。それにより、バタイユの考えが時代を超えて現代の私たちの日常を下支えしていること、また逆に、現代の理論の根底に、バタイユが明らかにしたまがまがしさが厳然と存することを明らかにしたいと念願しています。

【研究テーマ(1)概要】
ジョルジュ・バタイユさらにはそれを取り巻く知識人が1930年代に展開した、「universelなシステム」を巡る社会理論の受容と変遷、さらに現代におけるその理論の有効性を探る研究。