コウノ ケイイチ
河野 恵一
KONO Keiichi
所属 法学部 法学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 中近世移行期日本における法のあり方に関する研究

我が国中世後期から近世初期にかけての法制度について研究を行っている。これまでいわゆる戦国大名の法、特に「喧嘩両成敗」観念を主要なテーマとしてきた。相争う両者を、その理由の如何を問わずともに処罰する、という両成敗の考え方は、中世後期に法令として現れ、近世前期にかけて喧嘩処理の一般的規範として社会に定着したとされるが、実際には当該期の喧嘩処理のあり方は多様であり、両成敗はその中の有力なひとつの規範に過ぎないことを明らかにしてきた。
 今後は法社会学、紛争処理学などの隣接分野に関心を広げ、両成敗観念の成立と展開、その意義などについてさらに研究を進めていきたいと考えている。