リュウ ケイコウ
劉 慶紅
Ryu Keikoh
所属 経営学部 経営学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 多国籍企業の現地化・社会責任および社会戦略に関する研究、ビジネス・エシックス及びインターナショナル・マネジメントに関する研究

私はこれまで、公共的価値(パブリックバリュー)の創出をいう新たなコンセプトを、企業の実務に携わると同時に、調査や海外でのフィールドワークを行ってきました。そこから、企業が社会のニーズや問題に取り組むことで公共的価値の創造を図ろうとする動きが見られてきている現代において、パブリックバリュー志向による新たなマネジメントの在り方について研究しています。これからの企業と社会のあり方に関するフレームワークを提示し、企業利益と公共をバランスさせていくことの重要性を考えるとともに、それらをグローバルな視野に入れ研究を進めることで、理論を一般化させていくことを図ります。

研究は現在、大きく分けて以下の3つ関係領域に問題意識を持って進めております。

①公共経営学:近年重要視されてきたBOP(Bottom of the Pyramid)ビジネスや東日本大震災以降に注目を集めたクライシスマネジメントやBCP(Business Continuity Plan)とも密接に関連がある企業の公共性を軸とした企業と社会の関係についての研究をする。

②国際経営学:多国籍企業の海外進出と現地化経営について、企業の海外進出においては単なる企業の利益追求のみならず、進出先での政治・経済の背景に適した社会戦略の推進の必要があるため、日本企業の中国進出を軸としたNon Marketing戦略がグローバル経営に与える影響についての研究をする。

③労働人事経済学: HRM(Human Resource Management)とステークホルダーの関係性について、経営と経済の相互に関連し合う領域であるにも関わらず未だ研究されていない、企業の公共性の視点からHRMとステークホルダーがどのように関連し、それが企業と社会にどのようなインパクトを与えるのかを経済学的なアプローチで分析する研究する。