シモハタ ノブユキ
下畑 宣行
SHIMOHATA NOBUYUKI
所属 総合科学技術研究機構
職名 准教授
研究期間 2006 ~ 2007
研究課題 細胞の鉄感知に関わる細胞内ヘム輸送機構の解明
実施形態 科学研究費助成事業
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究
科研費研究課題番号 18770115
キーワード 鉄代謝, 分子生物学, 細胞生物学, 遺伝学, トランスポーター, ヘム
代表分担区分 研究代表者
代表者 下畑 宣行
概要 本研究の目的は、出芽酵母を用いてヘム輸送欠損変異解析を行い、新規ヘム輸送因子を同定し、合成の場であるミトコンドリアから細胞質ヘムタンパクへと至るヘム輸送経路を明らかにすることである。Hap1はヘム結合によって活性をもつ転写活性化因子である。Hap1がCYC1のプロモーター領域(UAS1)へ結合することによって、CYC1転写活性が上昇する。CYC1/UAS1とHap1を利用して、ヘム輸送変異スクリーニングを行うことを計画した。初めにスクリーニングに適した細胞内ヘム濃度を調節するため、ヘム合成律速酵素Hemlを欠損させた。CYC1/UAS1-LacZをもつプラスミドをHEM1欠根株へ導入しLacZ活性を測定すると、添加するALAの濃度調節によってHap1活性を設定できることがわかった。CYC1/UAS1-URA3レポーター遺伝子2コピーとHAP1遺伝子1コピーをHEM1欠根株のゲノム中へと挿入し、レポーター株を構築した。5-FOAを含む培地において、ALAが高濃度ではHap1活性が昂進しURA3が高発現され生育できないが、ALAが低濃度ではURA3発現が抑制され生育可能となることが示唆された。