イノグチ マサヒロ
猪口 真大
INOGUCHI Masahiro
所属 経営学部 経営学科
職名 教授
言語種別 日本語
研究概要 1.国際的な資本の流出入と新興国・途上国の金融システムとの関係に関する実証研究
2.アジア諸国をはじめとした新興国における金融政策および金融市場に関する実証研究 

アジア地域を中心とする新興国・途上国の金融政策や金融市場の現状および問題点を主に実証分析を用いて明らかにし、今後の改革に向けて何らかの示唆を得ることを研究の目的としている。新興国・途上国は先進国に比べて国際的な資金の流出入の影響を受けやすいことから、国際的な資本移動と新興国・途上国の金融システムとの関係についても分析を行っている。
とりわけ、アジア諸国の金融分野に関しては、1997年の危機以降様々な研究が行われているが、多くの重要かつ未解明の問題・課題が残されている。また、2008年の世界金融危機に関しても、アジア諸国をはじめとした新興国の金融システムと国際資本移動との関係など多くの問題が明らかにされていない。そこで、具体的には以下の3つの観点から研究を進めている。
(1)新興国や途上国各国における金融政策や金融システムが、国際資本移動とどのような関係があるのか、さらに、危機の発生とどのような関係があるのか明らかにする。
(2)国際的な資本移動が活発化する中、アジア諸国をはじめとした新興国・途上国の国内金融システムの改善に向け、国内銀行システムや債券市場、株式市場にどのような問題点があり、どういった政策が問題解決に寄与するのかを分析する。
(3)途上国の金融政策・金融システムが、これまでどのように成長し、今後はどのように発展していくのか、その要因は何か、またそれらが先進国や他の途上国との間で異なっているのかについて考察する。