マツバラ トヨヒコ
松原 豊彦
MATSUBARA Toyohiko
所属 食マネジメント学部 食マネジメント学科
職名 教授
言語種別 日本語
タイトル カナダ農業中心に現代農業問題研究
メッセージ 「あと40数年で世界の人口は百億人に達する。食糧自給率を高めることは日本の国際的責務ですよ」と農業経済論担当の松原先生は話します。食糧問題への関心から大阪市立大経済学部の梅川勉教授のゼミで農業経済学を学び、'78年卒業、京大大学院へ。中野一新教授の下で、研究者のほとんどいなかったカナダの農業問題を手がけ、宮城学院女子大を経て'89年本学へ。「カナダの穀物流通機構では政府機関や農協がきわめて重要な役割を果たしていますが、米加自由貿易協定の下で多国籍アグリビジネスが進出し、従来のシステムが大きく変わりつつあります」と語り、カナダのマニトバ大に留学、農場、加工施設、農協、穀物商社など現場の調査をもとに『カナダ農業とアグリビジネス』を法律文化社から'96年に刊行。多国籍アグリビジネス企業のカーギル社を徹底分析した本の共同翻訳も刊行しました。農水省、京都府農業会議などの委託で日本の農村調査も続け、「日本の水田農業は村落共同体を基盤とし、そこが欧米とちがう」と指摘し、現実に立脚した理論をめざします。最近はゼミ生をつれて食品廃棄物のリサイクルや有機農業の調査に現場を歩くことが増えました。趣味はスキー、クラシック音楽を聴くこと。'96年8月から'97年4月まで立命館・UBCジョイントプログラムの担当教員として、カナダ・バンクーバーに滞在。経博。(談)